8月に入りますます暑くなりました。
みなさん、お変わりはありませんか?
前回「精神科」についてお伝えさせていただきました。
今日は心療内科についてお伝えさせていただきますね。
心療内科とは?
心療内科は、ストレスなどの心の不調が原因で、体に症状が出ている人を診る科です。
つまり「こころが原因で体に現れる不調」を治療します。
たとえば、
- ストレスでお腹が痛くなる
- 人前に出ると動悸がする
- 慢性的に体がだるい
- 病院で検査しても「異常なし」と言われるけど体調が悪い
こんなときは、心療内科が対応するケースが多いです。
心療内科でよく見られる症状
- 胃痛や腹痛(特にストレスが原因)
- 過敏性腸症候群(IBS)
- 頭痛や肩こり、動悸
- 食欲不振、過食
- 自律神経の乱れによる不調
- のどのつかえ(ヒステリー球)
- 不眠
「どこが悪いのかわからないけど体調が悪い」という場合、心の状態が影響しているかもしれません。
では精神科と心療内科どちらを受診したらいいの?と迷ったとき、以下のポイントを目安にしてみてください。
精神科が向いているケース
- 強い気分の落ち込みや不安が続いている
- 日常生活や仕事に支障が出ている
- 幻聴・妄想などの症状がある
- 自分を傷つけたいと思ってしまう
- 過去に精神疾患と診断されたことがある
心療内科が向いているケース
- ストレスでお腹や頭が痛くなる
- 検査では異常がないのに体調が悪い
- 学校や職場のプレッシャーで体がしんどい
- 精神科に行くことに抵抗がある(雰囲気的に入りやすい)
!病院によって違うこともあるので注意してください。
最近は「精神科」でも、ストレスによる体の不調を診てくれるところもありますので、
受診する前に、病院のホームページやお電話で問い合わせをしてみてください。
精神科も心療内科も、どちらも「こころの不調」に関係する大切な診療科です。
つらさを感じたときは、我慢せずに相談してみてくださいね。