まだまだ残暑が厳しい日が続きますが、皆さまいかがお過ごしですか?
「就労移行支援事業所」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的に何をしているのかわからない、就職をあっせんしてくれるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
一般的に就労移行支援事業所とは、「障害や精神的な不調などの理由で、すぐに一般企業で働くことが難しいけれど、いつかは一般就労で働きたい!」と希望される方に対して、働くための力をつけてもらうようにサポートを行う福祉サービスのひとつです。
対象者は、以下のような方々です
- 発達障害、精神障害、身体障害、知的障害のある方
- うつ病や不安障害などで、過去に仕事を辞めた経験がある方
- 働くことに不安があるけど、一般企業で働きたい方
※18歳以上65歳未満が対象です。
どんなサポートが受けられるの?
ハート・タイムの就労移行支援事業所では、以下のような就職に向けたサポートを行っています
- パソコンスキル(Word・Excelなど)の習得
- ビジネスマナーの研修
- 生活リズムの安定支援
- 履歴書の書き方や面接練習
- 職場実習の紹介
- 資格習得に向けての試験勉強
- 就職後の定着支援(職場に馴染むまでのフォロー)
※このほか利用者さんの「これがやってみたい!」という希望があれば、希望に沿ったサポートも行っています。
個々の体調や特性に合わせて、無理のないペースで進められるのが大きな特徴です。
どんな人が利用しているの?
ハート・タイムの就労移行支援事業所に来られている方は、さまざまな背景の方が利用されています
- 学校卒業後にひきこもり状態になったが、就職を目指している人
- 一度働いたけれど、体調を崩して離職したが再度就職を目指す人
- コミュニケーションが苦手で、会社の人とうまく関係が築けず離職を繰り返している人 などなど…
みなさん、自分のペースで前に進むために訓練をされています。
「就職するのが不安…」「自信がない…」そんな気持ちは、決して珍しいものではありません。
もしあなたや、あなたの大切な人が「働きたいけど不安がある」と感じているなら、ぜひ一度、ハート・タイムへ見学に来てくださいね。