彼岸花、金木犀、コスモス・・・秋に咲く花もたくさんありますね。
彼岸花と言うと、田んぼの畔や川岸など水辺の近くやのどかなところに咲いているイメージですが、通勤の途中、変わったところに咲いている彼岸花を見つけました。
それは、倉庫と塀の間のところに重なりながら１列に並ぶように咲いていて、どうしてこんな狭い所にきちんと並んでいるのだろう・・・と、とても不思議に思いながら、毎日横を通っています。
そして、彼岸花が咲くには狭くて窮屈そうで、塀の上から茎が少しと花が見えているその様子が、なんだか満員電車の中でぎゅーっとなっているみたいにも見えます。
金木犀は昔ほど見かけなくなったような気がしますが、家の近所に大きな金木犀の木があって、甘い香りがして、小さな花が一面に咲いているのもかわいいですが、地面にたくさん落ちて、模様のように見える様子もきれいで、咲いていても散っていてもいいものだな～と思います。
コスモスはちょっと足を伸ばして行けるところに様々な色のコスモスが一面に咲いていてとてもきれいな場所があって、ひとつひとつは大きな花ではないけれど、たくさん咲いているその迫力に圧倒されます。
朝夕少しずつ涼しくなってきたとはいえ、10月がすぐそこまで来ていても、いまだに気温が30℃を超える日が多くて季節感を感じられることが少なくなってきていて寂しいですが、それでも、『○○の秋』と、たとえられることも多いこの季節、せっかくの秋をできるだけ五感で感じながら過ごしていきたいです。
